8月に入って最初の土曜日、日曜日の2日間でギネス記録に挑戦するイベントを株式会社トコロはサポートさせていただきました。
「弊社は紙卸商。紙を使って社会貢献が出来ないか?紙と教育は密接、教育をサポートできないか?」
と、社内のある会議で持ち上がり、教育界にはほぼ面識が無かったがNPO法人岐阜立志教育支援プロジェクトで御世話になっている北方町の教育長に相談に伺ったら「今度、食育をテーマにイベントをするから協力してほしい」と誘っていただき、「紙ふぶきアート」を提案し、北方町食育のキャラクター『しんくん、せんちゃん』のしんくんを田んぼアートにて、せんちゃんを紙ふぶきアートでと決まりました。
アドバイスを軍師臥龍さんからいただき「どうせやるならとことんやろうよ!」と言うことでギネス記録に挑戦することになりました。
タイトルは「親子で一緒に紙ふぶきアートでギネスに挑戦!」
そんな話が決まったのは昨年12月。準備には半年以上ありましたが、全く経験のないイベントです。公共団体のイベントの手伝い、紙ふぶきアートの作成、そしてギネスの挑戦。
そんな未曾有のイベントで活躍していただいたのが田中聡さん(50歳)でした。彼は昨年の自燃塾で塾頭に選出され、社会貢献できるイベントをやらなければとプレッシャーを感じていて、私に何度もプッシュしてきてしぶしぶ私を動かした男。
ギネスとのやり取り、北方町田んぼアートに皆さんとの打合せと歳を感じさせない巧みなフットワークで次々と私に決済を持ってきてこちらの不安を一掃するかのように事は進んでいき、いざ本番前日。
新聞取材でのイベントPR、北方町広報での広告、イベントチラシの配付と広報活動はしたが、当日に本当に人が来てくれるのだろうか?
いざ本番当日!昼時12時からのスタートだったので出足はイマイチ・・・。スタッフが慌てて自ら紙ふぶきを貼りはじめました。が、13時以降から徐々に人が増え、初日だけで350名を超える方々が来場し紙ふぶきを一枚一枚自らの手で台紙に貼っていただけました。ほぼ予定通りの進行で安堵と明日の承認を楽しみに初日を終えました。
さあ、二日目。昼にはギネス認定員が来ます。
親子はもとより町外からも、部活帰りの学生さん、お年寄りの方々と多くの方々に参加していただき、午前中にはほぼ完成。ギネス認定員さんがみえ、前日の作業のビデオチェックと作品の現品チェック。一部、不備を指摘され慌てて修正。
無事、今までの12平米を大きく上回る23.9平米でギネスに認定されました。
200名近い方が認定の瞬間まで付き合っていただき、一緒に歓喜を分かち合いました。
スポンサーの皆様、北方町の皆様、岐阜大学GIFUTOの皆さん、応援に駆けつけてくれたトコロの仲間の皆さん、大変御世話になりました。2日間で延べ800人を超えるみなさんにお越しいただき、大いに盛り上がったイベントになりました。
http://www.guinnessworldrecords.jp/news/2014/8/largestconfettimosaic/(ギネスの公式ページ)
作品は北方総合体育館に飾ってあります。
振り返れば不安の中で矢が放たれ、失敗したら・・・と本番が近づくにつれ気が気でない状態でした、田中さんの先読みの動きで無事やり遂げることが出来ました。
成功を信じる。遣りきる。一人で抱えない。楽しむ。そうすれば、出来ないことはないのではと少し勘違いしてしまいました。SK(スーパー勘違い)と言いますが勘違いしないと一線は超えれない事を改めて学びました。