大変ご無沙汰いたしております。
大航海日記なのに、荒れた海を恐れどこかの港で行き先を見失い、恥ずかしながら彷徨っていました。
同い年である、意味尊敬している清原さんがブログを始めたと聞き、刺激受けキーボードを叩き出しました。きっかけは不純ですね!
Webニュースで情報収集することが最近は日課の一部になりましたが。今日、その中である記事に目が留まり微笑ましく感じました。
記事の表題は「日テル・田中毅アナの指導振りが「理想の上司」で話題になっているようです。今年入社された平松アナへのOJT振りがテレビ番組で流され、評価されているとの内容です。
その内容とは正に弊社も取り組んでいる「ほめ達」に基づいたやり方でした。スポーツ実況のOJTでマラソン実況、次週はボクシングの実況でした。私はWebニュースで知ったので、今週のボクシング実況のOJTをある番組の中で視ることができました。
1、出来ている事を具体的にほめる
2、やって欲しいこと(出来ていないこと)を伝える
3、一緒に頑張っていこうと前向きな言葉をかける
が、全て入っていた。もしくは山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」の通りでした。
アドバイスだけを元に最初に行った実況は声も出てなく、言葉も少なく、実況を聞いている者としてはストレスでした。が、その実況を先輩の田中アナは平松アナの出来ているところ(すばらしいところ)をほめた。「言葉がはやくアクションに付いてきている」と。言われてみればそうだった。悪いところもチェックしているが出来ているところもしっかり見つけていた。
その後、出来てないところやっていないところを具体的にアドバイスするのだが、新人の平松アナを素直に受入れ、2度目に実況練習では声も出ており、アドバイスされたところをほぼ克服し、1回目とは別人の解説だった。
「自分に出来ていなかった事が君には出来ている。一緒に実況を盛上げていこう!」と・・・
老若男女関係無しに、ひとり一人が個性を持ち、自分には出来ないことを他人が出来ていることが多い。それは比べ悲観するのでなく、認めてほめ、そこ切り口にやって欲しいことをアドバイスすると相手は心開いたところにアドバイスが入り素直に受け入れる事ができ、効果は歴然という事です。
我々は後輩や若い方の成長過程を見れることは最幸の楽しみです。悪いところを頭ごなしに指摘し、芽を摘むのでなく弱々しいけど青々とした双葉に水をあげ、育てて生きたいです。
出来る上司はさりげなく「ほめ達」で部下や後輩を育てているんですね!「ほめ達」を取得している事は誇れることなんだと改めて実感した次第です。
すごい!さすが!すばらしい!で具体的にほめていきます!相手にために。そして自分のために。