先日、エクセルで表を作成した。エクセルとは、マイクロソフトが発売している表計算ソフトである。よく知られたソフトですが、その全容を知らない人が多い。私の友人がエクセルを駆使し、運送会社の運賃を即座に計算する計算式を組み立てた。距離、重さ、高速道の使用有無などの複数要因をまとめ、計算するもの。彼曰く、「エクセルは、表やグラフを作成するだけのソフトじゃない!」「これはエクセルの関数じゃ!」と自慢気に披露してくれた。エクセルで悪戦苦闘する私にとって、彼の才能は非常に眩しい。
さて、エクセルで表を作成している時だった。資料に書かれた数字を拾い入力するのだが、なかなか数字が覚えられない。「3,410,487、 8,742,098、1,483,090…。」こうした場合、多くの人は「3桁・4桁」に数字を分けて記憶する。「341-0487」「874-2098」「148-3090」こうする事によって数字を整理し、覚え易くするのだ。実はこの行為、科学的?な裏付けがある。一般に人が一度に記憶できる数字は、7桁(±2)であると言われている。これは、心理学者のミラーが唱えた「マジカルナンバー7」に由来します。これを越えた場合、脳が数字を受け付けなくなり、数字が覚えられなくなるのだ。従って、これを整理する意味で、3桁と4桁にグループ化するのです。これを「チャンク化」と言います。これによって、容易に数字が覚えられるのです。電話番号や郵便番号も7桁ですが、3桁・4桁にチャンク化されています。ちなみに東京は8桁なので、覚え辛い?のである。そう言えば、ドラマや映画なども登場人物を7人(七人の侍、男女7人、サザエさん)くらいに設定してますよね。これは、あまり多過ぎると登場人物を覚えられない為?…。しかし、「オーシャンズ12」何てのもありますが…。(これは例外か?)
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