はなしのたね。2005.vol.08
1:「ドロシーの詩」のはなし。
 先日、皇太子さまが45歳の誕生日を迎えられ、その記者会見において子育てについての1篇の詩を朗読されました。アメリカの教育家ドロシー・ロー・ノルトさんの詩である。彼女は40年間に亘り、家庭での幼児教育が如何に大切であるかを訴え続けてきた教育家である。日本でも5年ほど前に「子どもが育つ魔法の言葉」というタイトルの本がベストセラーになったので、覚えてみえる方も多いはず。そして今、皇太子さまの紹介により、ドロシー・ロー・ノルトさんが再び脚光を浴びている。そこで、皇太子殿下に倣って、詩「子ども」を紹介しましょう。子育ての指針的な詩です。
『子ども』        
批判ばかりされた子どもは  非難することを覚える
殴られて大きくなった子どもは  力に頼ることを覚える
笑いものにされた子どもは  ものを言わずにいることを覚える
皮肉にさらされた子どもは  鈍い良心の持ち主となる

しかし、激励をうけた子どもは  自信を覚える
寛容にであった子どもは  忍耐を覚える
賞賛をうけた子どもは  評価することを覚える
フェアプレーを経験した子どもは  公正を覚える
友情を知る子どもは  親切を覚える
安心を経験した子どもは  信頼を覚える
可愛がられ抱きしめられた子どもは  世界中の愛情を 感じ取ることを覚える
ドロシー・ロー・ノルト

2:「ちょいスケ」
近隣のちょっとしたイベント情報を掲載する「ちょいスケ」。何卒ご愛顧のほどを…。
【ルーブル美術館所蔵/古代エジプト展】3/29(tue)~5/22(sun)の期間中、名古屋市博物館(愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1)において古代エジプト王朝の秘宝(ル-ブルコレクション)が、本格的な展覧会として日本初公開です。問い合わせ先は、名古屋市博物館 tel.052-853-2655入館料大人1200。

3:「花種寄席(はなたねよせ)」
★息子の小学校入学式での話。担任の先生がお祝いに“紅白まんじゅう”を一人ひとりの机に配った。みんなは先生の話を熱心に聞いているのに、うちの息子はあろう事か“紅いまんじゅう”を食べ始めた。教室の後ろで見ていた私は、余りの気恥ずかしさに居たたまれ無く廊下へ…。「そろそろ食べ終わったころか」と思い戻ってみると、息子は“白いまんじゅう”に手を掛けていた。
4:さらりーまん川柳
「『残念!』と 俺の給料 妻が斬り」
「ペと言えば 母はヨンジュン 父加トちゃん」
「有害だ 『まぜるな危険!』 嫁姑」