はなしのたね。2005.vol.21
1:「無料で感無量」のはなし。
 先日の新聞にこんな記事が載っていた。「岐阜県の教育文化施設・無料化」岐阜県が運営する美術館や博物館などの教育文化施設で、小学生・中学生・高校生の入場料が無料となり、土曜や日曜、休日には多くの児童学生が各施設を賑わしているそうだ。
従来、小中学生の“入場無料”はよくある話だが、高校生は有料なのが普通。しかし、この4月から岐阜県内にある県が運営する教育文化施設(岐阜県美術館、岐阜県博物館、岐阜県現代陶芸美術館)では、高校生までの入場料が全て無料になった。中でも度肝を抜いたのが、“企画展であっても無料”という点だ。企画展とは、国内外の有名美術館や博物館より所蔵品を借り受け展示するもの。普通、美術館や博物館の目玉展示で、高額な入場料を必要とする。従って、高校生であれば一般並みの入場料(1000円程度)が必要であった。しかし、今回の県の改革によって、高校生の入場料が常設展であっても、企画展であってもオール無料となったのだ。これは、東海3県では初めてで、全国的にも珍しい話らしい。学生さんをお子さんにお持ちの親御さんには朗報です。ちなみに、これから開かれる企画展は次の通りです。岐阜県美術館:7/5~8/19「日本の美三千年の輝き/ニューヨーク・バーク・コレクション展」、岐阜県博物館:7 /16~9/4「せんろは続くよ展~岐阜、鉄道のあゆみ~」、岐阜県現代陶芸美術館:6/18~8/31「没100年記念フランス至宝エミール・ガレ展」です。是非、お出掛け下さい。

2:「ちょいスケ」
近隣のちょっとしたイベント情報を掲載する「ちょいスケ」。何卒ご愛顧のほどを…。
【大(OH)水木しげる展】6/3~7/24の期間中、岐阜市大宮町(岐阜公園内/tel:058-265-0010)の岐阜市歴史博物館において、ゲゲゲの鬼太郎の作者で知られる水木しげるの作品展である「大水木しげる展」が開催されます。全国的にも好評を博した展覧会です。入場料大人800円。

3:「花種寄席(はなたねよせ)」
★家族でファミレスへ行った時のことです。4歳になる娘が、「ねえママ!あれは何?」「あれはどこに行くの?」「あれは何ていうの?」と、落ち着きなく騒がしかったので、妻が「静かにしなさい!!」と叱ると、娘は悲しげな顔で、「……ママ、31歳なんだから、怒らないでよ…」。周りからはクスクスと笑う声が…。妻は赤面して小声で、「こ、こら、シー…」。再び娘が「ママ、31歳なんだから、怒らないで!」と続けた。結局、妻が静かになった。(しつけがえしの術)
★結婚前、彼の家に父が引越しの手伝いに来てくれた。2人の和やかなムードに私もほっとひと安心。彼と父とで古いタンスを運んでいた時、引き出しが落ちた。と、その中にはコ○ドームが山ほど詰め込まれていた。その後、2人は何も見なかったように無言で作業を進めていた。
★友人は、日本野鳥の会や、動物保護団体に入ってもおかしくない程の鳥好き。自宅でも“小鳥”を2羽飼っている。でも、付けた名前は「タレ」と「塩」。

4:さらりーまん川柳
「長い坂 登れば急な 下り坂」
「仕事中 取らない電話 取る携帯」
「先読めぬ 上司の口癖 “先を読め!”」