はなしのたね。2011.vol.30
1:「日本の信用」のはなし。
明治維新直後、当時の政府が諸外国に対して成したことの中で大変日本のイメージを良くしたのは、それまで徳川幕府が各国から借りていたお金を、明治政府が懸命になって返したことです。江戸幕府から政権交代をしてからも、明治政府は汗水流しながら、一銭たりとも踏み倒さず全額を返したのです。
普通、革命等が起きて前の政権が倒れると、新しい政権は前の政権の借金を棒引きにします。「そんなものはもともと無かったよ」という態度に出るのが常識。ところが、日本だけはその借金をせっせと返したことで、一気に国際的信用が高まりました。日露戦争に日本は勝利しますが、それも日本を信用して同盟を結んでくれたイギリスがいたおかげ。大国に対しても「ジャパンは信用できる」という公認の評価を得ていたという事実は、明治政府の偉大なる功績です。
―――――以上、とある本からの抜粋ですが、そんな日本の信用も今はどこへやら・・・。借金を作ってしまった徳川幕府も、考えてみれば体制として実に260年続いたのであり、国のトップが1年ごとに交代する学級委員状態の今の日本とは比べるのも失礼な話。
少し前も、ある大臣が失言で辞任の際「私はB型人間なので・・・」と釈明をしてヒンシュクを買っていましたが、一国の大臣が血液型を判断材料にしていては、信用など得られるはずがありません。菅さんはO型でしたが「私はO型人間で大雑把なところがございましたので・・・」とか、これからいかにも言い出しそう。地に落ちてしまった日本の信用を回復させてくれる「O型」でなく「大型」のリーダーの出現に期待したいところ。野田さんはB型ですが、果たして・・・。(N)

3:ハナタネ寄席
★コンビニに貼ってあるポスターを見ていた母が、「ぬのぶくろえんそうって何?」と聞くので、よく見てみると、布袋寅泰がギターを演奏しているポスターだった。
★中学生のころ、初めてできた彼女と歩いているときヤンキーに絡まれた。格好つけて「彼女には指一本 触れさせないぞ!」と言ったが、そのときまだ自分自身、彼女には指一本 触れたことがなかった。

4:さらりーまん川柳(第一生命より)
「「落ち」がない なぞかけ喜ぶ 受験生」

「我が孫に トイレの神様 聞かす祖母」

「気を付けよう 夜廻り火廻り 腹廻り」