はなしのたね。2012.vol.17 
1:「不思議な読解能力」のはなし。
こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。この ぶんょしう は いりぎす の
ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか「にんんげは たごんを にしんき する ときに その
さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる」 という けゅきんう に もづいとて わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。
どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?
確かに、あまり違和感なく読めてしまいます。ケンブリッジ大学の研究というのはどうやら怪しいらしいのですが、人間は文章を読むとき、それぞれの単語を文字の並びよりも、全体の形で捉えている割合が高いということなのでしょうか。試しに冒頭の一文を、最初と最後の文字もすべてバラバラで並べてみると・・・
『ちにこはん みんさな きげんお ですか? したはわ げんき です。 この うしょんぶ は りすぎい の…』
となり、一気に意味不明度が増します。最初と最後の文字というのがミソのようです。
ちなみにこれは英語にも使えるようです。最初と最後のアルファベットさえ合っていれば読めてしまう。
この現象について詳しい解析はされていないということですが、語学の勉強や英単語の暗記などに、何か役立てられそうな気がしませんか?
『そでれは らしゅいう も おのたしみに。 おごしと がばんりまょしう! 』(N)

2:「アタマの体操・シケパ(脳トレ編)」
 人間、読み書き算盤が肝心。脳を活性化しアンチエイジングに最適です。お役立て下さい。

(左から ① ② ③です)
【問題】
①これ、何と読む?
②□に入る文字は?
③なぞかけ問題です(※平仮名で4文字)


<先週の答え/①さとうきび(「さ」10木火)、②ろうそく(ろ嘘く)、③ひびはいって(日々入って・ヒビ入って)>

3:「ヴィダル・サスーン」のはなし。
その語感の良さと印象深い響きで、今やある意味 日本で最も有名なシャンプーと言っても過言でない「ヴィダル・サスーン」。当然これは商品名、かと思いきや、何と人名だったのです。ヴィダル・サスーンさんという方がいたのです。イギリス生まれのイスラエル人であり、ヘアドレッサーで実業家。5/9に残念ながら訃報が届き、そこで人名であるということを知った人が多かったようです。「どんなに斬新なヘアスタイルを作っても、すでにヴィダルがやっている」――美容界にこう言わしめるほどの偉大な人物でした。ご冥福をお祈りします。
4:ハナタネ寄席
★Q.1「プロ野球選手で一番、守備範囲が広いのは?」 A「谷選手!」
 Q.2「では、プロ野球選手で一番ストライクゾーンが広いのは?」 A「谷選手!!」

5:さらりーまん川柳(第一生命より)
「省エネと 言って動かぬ 我が女房」

「増税の 火種はいつも タバコから」

「毛虫いる さわげば娘の つけまつげ」