はなしのたね。2013.vol.13 |
1:「マンサ・ムーサ」のはなし。 |
人類史上、もっともお金持ちだったのは誰なのか…現代の大富豪と言えばビル・ゲイツやロシアの石油王というイメージですが、いやいや歴史をさかのぼると、とんでもない大金持ちがいるのです。先ごろ「CelebrityNetworth」というサイトで歴代のお金持ちランキングが発表されました。そこで1位に輝いたのが「マンサ・ムーサ」です。彼は西アフリカ・マンディンカ高原に存在したマリ帝国におけるイスラム教の創始者であり、マリ王国最盛期の国王(在位1312~37年)です。 さて、気になるその総資産額は、人類史上最高となる約4,000億ドル(約40兆円)。国家予算レベルの金額を個人で保有していたことになります。東京ディズニーランドの総工費が約1,800億円ですから、彼はたった一人で、200以上の国にディズニーランドを建設できることになるのです。 なぜここまでの大金持ちになったかというと、その源は領内で大量に産出された金です。マリ帝国は当時、世界の金産出の半分以上を担っており、サハラ砂漠を越えた交易によって北アフリカに送り出していたのです。 想像を遥かに超えた大富豪っぷりで、考えられないような伝説が残っています。ある時ムーサは数千人という従者を引き連れてメッカ巡礼を行いました。この際、訪れたカイロで莫大な黄金をばらまいたのです。その量はそれこそ尋常でなく、とんでもない量が流入したため金相場が暴落。その後10年以上に渡ってエジプトはインフレーション状態になってしまいました。一人で一国の経済をマヒさせてしまったのです。 そんなムーサですが、その巡礼の際はさすがにやり過ぎたようで、帰路では逆にお金を借りなければならなくなったそうです。ちょっと浮かれてしまったのでしょうか、そんなお茶目(?)な一面も持ち合わせていたのです。いやぁ僕も昔、女の子とデートした後、調子に乗ってタクシー代を渡したら財布の中身が数百円になって帰れなくなったことがありました。その時は結局おふくろに電話して迎えにきてもらったのですが、そのバツの悪さと言ったらなかった…。その気分だけはムーサと同じものを味わえた気がします。(N) |
2:「アタマの体操・シケパ(脳トレ編)」 |
人間、読み書き算盤が肝心。脳を活性化しアンチエイジングに最適です。お役立て下さい。 【問題】 ①何かが会話しています。さて、何の会話でしょうか? ②下のラジカセは壊れています。 何かを書き足して、このラジカセを直してください。 ③9つに分解されている下の漢字は何? | |||
3:ハナタネ寄席 |
★花見の屋台にて。「おじさん、たこ焼き一皿いくら?」 「500円。」 「はい、じゃあ1,000円で。」 強面のおじさんから渡されるたこ焼き2皿・・・。 |
4:名言「3(ざ)」(ん)昧(まい)(作者不明の名言集) |
1.「自分の得意なことを、得意じゃない人と比べるな」 2.「欠点を弱点にしないのがプロ」 3.「人の振り見て我が振り直せ。全ての人がお手本だ。」 |
5: |
前回の答え ①終了(糸+冬+了(ア)) ②ラーメン(ラ-+ン) ③1.シエア(車=CAR(アルファベットの頭文字)) |