はなしのたね。2013.vol.19
1:「スポーツを考える」のはなし。
オリンピックの種目・最後の1枠が話題になっています。日本がメダルを狙える競技が最終候補に残った事が喜ばれているようですが、スポーツの世界ではアジア人は劣等生のように言われることが多いですね。一部競技を除いて欧米やアフリカ勢に歯が立たないのが事実。それでは「スポーツで劣ること」は恥ずべきことなのでしょうか?ちょっと考えてみましょう。
そもそも何故アジア人はスポーツにおいて弱者の立場なのか?それは圧倒的に体力に恵まれていないから。基本的にスポーツは、ルールにより使用する道具が同じに定められています。道具が同じであれば、体力に勝るものが有利です。では更に、何故アジア人は体力がないのか?それは食料に恵まれていて争いが少なかったから。アジア人が世界で1番人口が多いのもこれが理由です。ヨーロッパ、アフリカなどは気候に恵まれていないので、食料不足による争いが絶えなかった―――従って、体力のある人達のDNAが生き残っています。動物でも、ホッキョクグマなど希少動物は、身体が大きく体力のある個体しか生き残れません。生存競争が激しいからです。
ですが結局人間は、体力では動物の頂点には立てません。熊やゴリラとケンカして勝てる人間はいません。ウサイン・ボルトでもチーターには追いつけません。人間は、頭脳を使い道具を開発してきたからこそ、地球を支配するようになりました。同様に、日本人は頭脳により科学・技術を発展させてきたからこそ、世界有数の経済大国になったのです。
元来、スポーツとは心身を鍛えるものであって、競争ではないはずです。ゲーム・娯楽・親睦の手段です。そこを履き違えると「スポーツで劣る=恥ずかしい」という思考に至ってしまいます。本当の競争は、戦争・商売と同じ。ルールはありません。いい道具・アイデアを開発したほうが勝つのです。日本人は、本当の競争には強く、卑下する必要は全くないと個人的には思います。足の速いヤツがモテるのなんて、せいぜい小学生までです。(N)

2:「アタマの体操・シケパ(脳トレ編)」
人間、読み書き算盤が肝心。脳を活性化しアンチエイジングに最適です。お役立て下さい。
【問題】
①この漢字、何と読む?
②「?」に入る漢字は?
③「?」に入る数字は?

3:ハナタネ寄席
★ゴルフを全く知らない息子が、テレビでゴルフ中継を見ていた。
アナウンサー「これを入れたらパーです。」 息子「入れたら頭パーになっちゃうんだ。入れちゃダメだ。」

4:名言「3(ざ)」(ん)昧(まい)(作者不明の名言集)
1.「みんなが通る道を進んでも、どこにも行きつかない。」
2.「豊かな気分を味わいたければ、金では買えない財産の数を数えよ。」
3.「仕事に雑用は何ひとつありません。雑用は雑にやるから雑用なんです。」

5: 
前回の答え
①漢数字の画数
②マジでゴメン!と「誤っています」
③「7」(サン+ニー、サン+シー)