はなしのたね。2013.vol.37 |
1:「意外なケイタイの危険性」のはなし。 |
携帯電話はいまや日常生活に欠かせない必需品となっています。突出した利便性からか、「スマホ依存症」や「歩きスマホ」など、従来では考えられなかった現象が社会問題になっています。しかし、携帯電話には、これとは別に衛生上の問題もあることも知っておく必要があります。 それは「感染」。感染症の原因となる病原体の実体は、主に細菌やウイルス。細菌は食中毒や結核、ウイルスは風邪やインフルエンザなどを媒介します。こうした病原体は、皮膚や粘膜から体内に入り込み感染します。ただし、健常な皮膚は、実のところ強力なバリアになっていて、怪我でもしないかぎり病原体は侵入できません。ですから、感染ルートの大半は粘膜、それも口や鼻や目になります。つまりは「顔」。人体の中で携帯電話が頻繁に触れる場所です。 もう一つ重要な点があります。病原体は空中をほとんど舞わないということです。風邪をひいている人と狭い部屋で長時間一緒にいるという実験をすれば分かります。なかなか風邪はうつりません。感染するためには物理的な接触が必要です。唾液や鼻汁の付いたものに触れるという、いわゆる接触感染です。物に触れる機会が一番多い体の部分はもちろん「手」です。 「手」で操作してさらに「顔」の非常に近い場所で使用する携帯電話は、感染を狙う細菌やウイルスにとって、願ってもない媒体ということです。また、携帯はポケットの中にしまうことが多いかと思いますが、そのポケットの中の環境は―――太陽光は遮断され、体温によって保温され、汗によって多湿となり―――細菌は猛烈な勢いで繁殖しています。スタンフォード大学の調査によれば、スマートフォンに生息する細菌密度は、なんと便器に付着する細菌密度の20倍近くになるといいます。ですから、携帯やスマホを食卓や枕元に置くことがいかに常軌を逸した行為か・・・、食卓に便器を置くシーンを想像してみてください。 携帯は湿気や水気に十分注意しながら、消毒液などでこまめに拭き掃除をするのが良いでしょう。あとは無闇やたらと人の携帯に直接触れたり、人に触らせたりするのも要注意。思いや連絡事項を伝え合うツールのはずが、病原体を伝え合うツールになってしまわないようにしなければいけません。(N) |
2:「アタマの体操・シケパ(脳トレ編)」 |
人間、読み書き算盤が肝心。脳を活性化しアンチエイジングに最適です。お役立て下さい。 【問題】 ①「?」に入る数字は? ②四角に文字を入れて・・・ ③「?」に入る文字は? | |||
3:ハナタネ寄席 |
★妻:「私が新聞紙だったら、あなたの手の中にずっといられて良かったのに。」 夫:「僕も君が新聞だったら…って願うよ。そしたら毎朝 新しいのが来る。」 |
4:名言「3(ざ)」(ん)昧(まい)(作者不明の名言集) |
1.「タダで手に入るものなどない。年齢もそうだ。年齢は神が命に課した料金だ。」 2.「株を買ってはいけない季節は夏だ。 あとは春と秋、それになんと言っても冬だ」 3.「牛乳配達をする人間は、これを飲む人間よりも健康である。」 |
5: |
前回の答え ①「商」(士農工商) ②「キ」(雨 +ヨ = 雪) ③少(時:分:秒) |