はなしのたね。2016.vol.11
1:「宇宙(天)ホテル」のはなし。
 三谷 幸喜監督の映画に「THE有頂天ホテル」という作品がありますが、有頂天ならぬ「宇宙ホテル」が現実のものになるかもしれません。米航空宇宙局(NASA)は、宇宙で風船のように膨らんで飛行士が暮らす空間を作り出す「膨張型居住棟」の試験機を、4月8日、国際宇宙ステーション(ISS)に打ち上げる予定です。試験機を開発した米・ビゲロー・エアロスペース社は、将来的にホテルとしても活用できる民間宇宙ステーションを作る構想を持っており、その第一歩になると期待を寄せています。
 試験機の外壁は、強度の高い合成繊維製で、折りたたんだ状態で打ち上げられ、ISSに結合させて膨らませます。膨らむと直径3.2メートル、長さ4メートル、体積は折りたたまれた状態の4倍になるとの事で、試験機では温度変化が激しく強い放射線を浴びる宇宙空間での耐久性などがテストされます。
 一方で、ロシアの宇宙開発会社も宇宙ホテルを建設することを発表しました。計画が順調に進めば、2016年に一般客向けの宿泊スペースを7部屋準備する予定とのこと。建設を行うと発表した企業の最高責任者セルゲイ・コスチェンコ氏によれば、「地球の軌道上に居心地の良いホテルを作る。不必要な機材がまったくないスペースを用意し、宇宙旅行を楽しんでもらう」と説明しています。コスチェンコ氏によれば、日本やアメリカ、ロシアなどで建設を進めている『国際宇宙ステーション』はかなり居心地が悪いといいます。最新鋭の機器に囲まれた環境で、宇宙飛行士たちは自由に動き回ることができず、常に周りに気を配っていなければなりません。そこで、宇宙飛行士たちがのんびりと寝泊りできるスペースを提供したいと、宇宙ホテルの建設を発案したのです。
 アメリカとロシア(旧ソ連)は、宇宙開発において互いに切磋琢磨し技術力を磨いてきた歴史があります。そこで培った技術を軍事ばかりに利用しないで、民間にも向けてくれた点には好感が持てます。気になる宇宙ホテルの客室ですが、マンガ喫茶の個室のようなスペースで、トイレ・シャワーも完備。地球上と同じように電子レンジで温めた食事が準備され、ミネラルウォーターやジュースも飲み放題。そしてもちろんマンガも読み放題・・・ってあれ?これならマンガ喫茶に行った方が早・・・ウッ!バタッ―――(N)

2:「アタマの体操・シケパ(脳トレ編)」
人間、読み書き算盤が肝心。脳を活性化しアンチエイジングに最適です。お役立て下さい。

【問題】
①「?」に入るアルファベットは?
②「?」に入る漢字は?
③下の「想出」の文字、どんな言葉でできている?

3:ハナタネ寄席
★プリンは4連にすべきだ。 我が家はオレ、妻、長女、次女、の4人家族だが、 3連プリンを買うといつも上の子が我慢させられる。不憫で仕方ない。
4:今週の気になる数字
【20.1%】

「自分の誕生日を忘れていたことがある」と答えた30代男性の割合。全体平均が13.9%なので、30代の男性は抜けて多いことになります。男の30代は仕事も慌しく、結婚や育児、マイホームなど、人生の大きなイベントが多い年代。ついついおろそかになりがちですが、誕生日ぐらいは自分にご褒美を。

5: 
前回の答え
①こ(去年・今年・来年・再来年)
②千葉県・愛知県
③25+38=63