今年の冬はインフルエンザが猛威を奮い、改めて健康でいることの重要性や幸せを実感した方も多かったのではないかと思います。ただ健康というものは突き詰めれば突き詰めるほど逆効果というか、病的になっていくのも事実です。病的に健康を追求するという、何かよく分からないアンビバレンツな状況を生んでしまうのです。
特に昨今ではインターネット上でありとあらゆる健康法みたいなものが氾濫しています。中にはそんなもん誰が気にするんじゃボケ！と言いたくなるものもあります。私が見た中でとにかくこのボケ！となったのは2つありました。まず1つ目は「うがいの仕方」について。その記事曰く「ガラガラ、ペッ」と「グチュグチュ、ペッ」の順番を間違えると逆効果だよ、とほざくのです。「喉をガラガラ～とやった後、それをそのまま吐き出さずグチュグチュ～とやると、喉についていた雑菌が口腔内にまた張り付いてしまってうがいの意味がなくなる」と言うのです。知るかそんなもん！そんなこといちいち気にするの面倒くさいわ、このボケ！これが1つ目。2つ目。「歯の磨き方」について。その記事曰く「濡らしたハブラシに歯みがき粉をつけて歯を磨くと、歯みがき粉が素早く泡立つので短時間で磨いた気になり、汚れや細菌が落ちていない場合がある」・・・じゃかぁしい！そんなもん好きにさせろや！朝起きて歯を磨こうとして、いつも通りハブラシを水ですすいでしまい「あ、やっちゃった。ハブラシ濡らしちゃったからこれ使えねぇや。今からコンビニに買いにいかなきゃ。あ、でも時間がないな。ピッポッパッ、プルルルル・・・あ、部長ですか、すみません、今からハブラシ買いに行かなきゃいけないんで今日遅刻します。え？ダメなんすよ、濡らしちゃったから。え？ハブラシですよ、ハブラシ。部長、知らないんですか？まさか濡らしてから磨いちゃったりしてます？だから部長、口がクサいんすよ～」とかやんのか、このボケ！もしくは「あ、ハブラシ濡らしちゃった。しょうがない、ドライヤーで一回乾かすか」と言って自分の髪の毛より先にハブラシを乾かすというシュールな光景を朝から繰り広げろっつーのか！遅刻理由に「ハブラシを乾かしていたため」とか書けっつーのか、このボケ！これが2つ目。
|