はなしのたね。2018.vol.09
1:「周波数と音楽」のはなし。
 音は波です。いきなり何だよと思われた方、事実ですから仕方ありません。音は空気などが振動することによって生まれます。そしてその波が1秒間に何回振動するかが「周波数」(単位:Hz=ヘルツ)です。なので100Hzの音は、1秒間に100回空気が振動している音、ということになります。そして周波数はそのまま音程の高さにもつながるため、周波数が低ければ音程の低い音、周波数が高ければ音程の高い音、です。
 以上を踏まえて。楽器を習ったことがある方ならご存知かと思いますが、基準になるのはドレミファソラシドのラ音です。音楽の世界では音階をドレミ・・・で表記をすることはなく、アルファベットのABCで表記します。そしてアルファベット表記をするとA=ラで、C=ドです。日本人はドレミの歌などの印象が強すぎて、A=ドじゃない事にまず強烈な違和感を覚えます。これが音楽を学ぶ上で最初のぶ厚い壁になったりするのですがその話は置いといて。ちなみにドレミファソラシドはイタリア語です。
 ラ音は440Hzです。またいきなり何だよと思われた方、これも決まっている事なので仕方ありません。しかしこの440Hzの音は人間にストレスをもたらすという研究結果があります。ではなぜそんな周波数を持つ音が世界基準になっているのか?ここからは「信じるか信じないかはあなた次第」な話になりますが、「悪魔の周波数」440Hzに気付いた秘密結社フリーメイソンが、ナチス政府の支援を受け1939年にBSI(英国規格協会)にA(ラ音)=440Hzと公式に採用させることに成功したからです。フリーメイソンの最終目的は「人類の総奴隷化」。世界中の人々が耳にする音楽に、人間がストレスを感じる基準を設けることで世界を牛耳ろうというのです。

2: 
 ところが音楽はその字の通り、音を楽しむことに意義があります。好きな音楽で心が癒されたり励まされたりすることに本来の意味がある―――そんな風に人々に力を与える音楽の周波数は528Hzだとされます。この528Hzを持つ代表的な曲が「imagine」、「Hey Jude」。ジョン・レノンは528Hzの周波数が持つパワーに気付き(「Hey Jude」はポール・マッカートニー作曲ですが)この「聖なる周波数」で人々の心を掴みました。その影響力に目をつけたフリーメイソンはジョンに440Hzの音楽を制作するように圧力をかけます。しかしジョンはそれを断固拒否。その後ジョンは40歳の若さで非業の死を遂げます。ジョンが愛した528Hzの周波数を持つ音楽を作るには、A(ラ音)を444Hzに設定する必要があり、それは「悪魔の周波数」440Hzからの脱却を意味します。「聖なる周波数」528Hzで世界を明るく変えようとしたジョンの存在を脅威に感じたフリーメイソンが彼を・・・これがジョン・レノン暗殺事件の真相です。信じるか信じないかはあなた次第です。
 楽は非常に身近な存在であり、嫌でも耳に入ってきてしまうため知らず知らずのうちに影響されてしまいます。同じ音楽なら、少々高い基準ピッチ(周波数)で演奏したほうが華やかに、輝かしく聞こえます。そのため近年ではA=442Hzや443Hzに設定して演奏する楽団が増えてきました。少なくとも音楽の世界だけは、ジョン・レノンが「imagine」で描いた素敵な世界に近づいているのかもしれません。(N)

3:「アタマの体操・シケパ(脳トレ編)」
~脳を活性化しアンチエイジングに最適です。お役立て下さい。~
【問題】
 ①「コロ」の子どもは「ココロ」
  では、ココロの子どもの名前は?
 ②これらの記念日は何月何日?
 ③この創作漢字、何と読む?

4:前回の答え
①とばっちり(「と」バッチリ、②イ(数えるときの単位)、③逆玉(逆玉の輿)
5:ハナタネ寄席
★コンビニ店員「あたためますか?」 バカップル男「オレ達みたいにアツアツで」 女「やだ~、も~」
 ――――――店員「お待たせしました。こちらすぐ冷めるのでお気をつけください。」