日焼けの話

先日 琵琶湖でボートの上で朝6時から夕方5時まで釣りをしたところ、日焼けをしてしまい露出していた腕と顔が真っ赤になってしまいました。 
こんなに日焼けしてしまった原因は天気予報が曇りだったので特に日焼け対策をしていかなかったところ、予報に反してドピーカンだったからです。

ここで間違っていたことは曇りの日は直接日光を受けていないので、ほとんど紫外線は受けていないのでは?と思っていたことです。しかし、実は曇っているときにも、肌は紫外線からの攻撃を受けているのです。曇っているときは、晴れているときに比べ受ける紫外線は低いですが、それでも晴れの日の60%の紫外線を受けているそうです。

ですから これからの時期は特に日焼け止めを塗って紫外線対策をしましょう!
日焼け止めには、SPF値とPA値があり、SPF値は、UVBの防止効果、PA値は、UVAの防止効果をあらわします。SPFは、皮膚を赤く炎症させるUVBをカットする強さで、PAは、肌を黒くするUVAをカットする強さを表します。
日常の生活で使用するものは、SPF15程度、PA+~PA++程度が良いでしょう。スポーツなどアウトドアで長時間過ごす場合、SPF30以上、PA+++の日焼け止めのものを選びましょう。

さらに、顔だけでなく、露出する部分には全て日焼け止めを塗るようにして、しみが出来やすい頬骨の付近は念入りに塗った方が良いそうです。日焼け止めは一度塗ったら一日OKというものではありませんので、適度に塗りなおしをしましょう。

自分のようにうっかり日焼けしてしまったら・・・
まず冷やしましょう!日焼けは火傷と同じです。火傷をしたら氷や水で冷やしますよね?日焼けで肌が赤くなってしまったら、すぐに冷やすことが大切です。冷たい水で絞ったタオルを使って湿布します。肌が冷えるまで、繰り返しましょう。ほてりがおさまるまでは、保湿剤配合の化粧水を使い、水分の補給を繰り返すと効果的です。
そして・・・
日焼けによる皮膚のダメージを回復させるには、新陳代謝を活発にする働きをもつビタミンA、C、Eを多く含む食品を中心に、バランスのとれた食生活を心がけることが大切です。

ビタミンA・・・うなぎ、卵黄、バター、かぼちゃなど。
ビタミンC・・・柑きつ類、芋類、大根、海苔、緑茶など。
ビタミンE・・・胚芽米、玄米、植物油、豆類、サンマなど。
に多く含まれているそうです。

 ただ、ビタミンCが肌によいと、レモンをせっせと食べる人もいますが、レモンやライム、パセリ、セロリ、春菊、みつ葉に含まれるソラーゲンという物質は光毒性があり、一度にたくさん食べて直射日光を浴びるとシミができやすくなるそうです。海や山にでかける日は、ソラーゲンを含む食品を多量に食べることは避けた方がよさそうです。
 アルコールを飲んだときや、体内にアルコールが残っているときも日焼けしやすくなりますから、屋外でビールを飲むときなどは気をつけてください。
 食べ物ではありませんが、海で海水が肌についたまま焼くと、塩分が肌荒れの原因となることもあります。海から上がって休むときは、シャワーなどでていねいに洗い、塩分を落とすようにしましょう。

他にもいろいろと対策はあるかと思います、いろいろある中のひとつとして参考にしていただけると幸いです。