お客様のニーズに合わせて、よりスムーズな紙の供給と納得していただけるだけの対応は仕事をする上で基本中の基本です。ライバル会社ももちろんこのことには一生懸命になっています。しかし、インターネットを初めとした通信や情報インフラが大きく変わりつつある21世紀は単にニーズをお聞きし、それへ提案ができるだけでは、生き延びることができません。

お客様が求められるニーズを先読みし、事前期待通りではなく、事前期待を超える提案やサービスを提供することで、初めて「御社と取引していて良かった」「あなたが担当で良かった」と褒めていただけます。

紙や印刷業界の知識や経験があるだけではなく、いろんな生活体験や学習から身に付けた「感性」が業界の枠にとらわれない柔軟な発想やアイデアを生み出します。そんなあなたを見て、職場の仲間だけでなく、外部の人も協力してくれ、お客様を元気にし、会社を元気にし、業界を元気にします。

私たちの仕事は紙の卸販売という問屋業ですが、注文をお聞きし、発注をし、トラックを動かして、納品するという単純な業務では生き残れません。問屋業でありながら、サービス業であることを忘れてはなりません。

問屋業は扱う物が商品となります。株式会社トコロの場合、紙が商品です。ところがサービス業は「自分自身が商品」になります。サービス業では「商品の生産と消費が同時」に行われます。お客様の前でご要望に応えるあなたが「商品価値」になります。

「商品の価値」は「知識」「技術」「経験」を身に付けることで高まるように思いがちですが、実は少し違います。これらも大切ですが、一番大切なことは、お客様の立場に立ち、お客様の尺度で考え、行動することです。

お客様からのご要望はお客様にとって、必要で大切なことです。そのご要望に対し、 「できません！」「ありません！」と応えてはお客様の期待はずれとなります。「NO！」とは言わずに、「喜んで！」と素直に受け取り、笑顔で行動できる事が大切です。

「夢」を持っていない人は辿り着きたいゴールが具体的で無い人です。そのような人は、とかく自分の進むべき道が定まらず、流されやすい毎日を過ごしたり、道が見いだせないことを他人や世間のせいにする人も多いようです。

私たちはNo.1になるという夢を持って日々の仕事をしていますから、与えられた作業を日々こなすという毎日ではなく、夢の実現のために、毎日を楽しんで仕事をしています。与えられた作業は自分が成長できる仕事に置き換えます。上司からの指示は「やらされる仕事」ではありません。上司からの指示やお客様からの難題は自分を成長させる「糧」として受けとめています。辛いときもありますが、それはひとときです。長い人生から見るとその辛さはすぐに過去のものとなります。逆に辛さを経験した分、自分が成長し、夢が一歩近づいている実感があります。

上記に掲げた様な人であれば、採用にあたり、学歴や経験の有無は問いません。是非、株式会社トコロに入社して、あなたの「素直な心」と「最高の笑顔」でお客様を感動させてあげてください。

株式会社トコロでは社員一人ひとりの向上心やチャレンジ精神が湧き出る環境を創りあげることに一生懸命です。紙問屋として永年培ってきたノウハウをこれからの時代の要求に合わせて、変えながら活かして行きます。想像することと話し合いを大切にした「イマジネーション・アンド・コミュニケーション」を合言葉に、人がいきいきと輝ける会社をこれからも創り、人と紙のどこまでも広がっていく可能性を信じて、頑張り続けます。